水槽循環のしくみ

① 魚のフン、食べ残し
   (バクテリアが分解すると、アンモニア発生)

➁ アンモニア(超キケン! 毒性が強い)
   (バクテリアがアンモニアを分解すると、亜硝酸塩(あしょうさんえん)発生)

③ 亜硝酸塩(まだキケン! 毒性がある)
   (バクテリアが亜硝酸塩を分解すると、硝酸塩(しょうさんえん)発生)

④ 硝酸塩(少しならOK,大量になるとキケン)
   (水交換や水草で吸収、嫌気性バクテリアも有効)

⑤ すべてのバランスがとれている状態が安全

ここまでが一つのルーティンになります。魚を飼っている以上、アンモニアは必ず発生します。
そのアンモニアをいかに分解して無害化していくかが課題です。それぞれの部分でバクテリアがじゅうようなこと。また、バクテリアが有効に働ける環境を作ることが重要です。

それぞれの危険値の目安

  1. アンモニア(NH₃)
    安全な濃度: 理想的には0 mg/L(検出されないこと)
    危険な濃度: 0.25 mg/L以上 アンモニアは魚にとって非常に有害
  2. 亜硝酸塩(NO₂⁻)
    安全な濃度: 0 mg/L(検出されないことが望ましい)
    許容範囲: 0.5~0.8 mg/L
    危険な濃度: 1.0 mg/L以上は危険 亜硝酸塩は魚の血液中のヘモグロビンと結合し、酸欠状態を引き起こす
  3. 硝酸塩(NO₃⁻)
    安全な濃度: 25 mg/L以下が望ましい
    危険な濃度: 50 mg/L以上 硝酸塩は毒性が低い、高濃度になると藻類の繁殖を促進し水質悪化


Seachem(シーケム)を使った場合

① 魚のフン、食べ残し
   (バクテリアが分解すると、アンモニア発生)
  → 【プリスティン】(有機廃棄物を分解し、水質を改善)

➁ アンモニア(超キケン! 毒性が強い)
   (バクテリアがアンモニアを分解すると、亜硝酸塩(あしょうさんえん)発生)
  → 【プライム】(アンモニアを無毒化)

③ 亜硝酸塩(まだキケン! 毒性がある)
   (バクテリアが亜硝酸塩を分解すると、硝酸塩(しょうさんえん)発生)
  → 【プライム】(亜硝酸塩も無毒化)
  → 【スタビリティ】(バクテリアを補充し、分解を助ける)

④ 硝酸塩(少しならOK,大量になるとキケン)
   (水交換や水草で吸収、嫌気性バクテリアも有効)
  → 【スタビリティ】(バクテリアを補充し、分解を助ける)

⑤ すべてのバランスがとれている状態が安全



3種類で水槽のバランスをとっているのがよくわかります。
【プリスティン】は、魚の食べ残しやフンの有機廃棄物を分解してくれるので、アンモニアの原料を少なくします。それにより、水槽の水が汚れること少なくし、クリアなきれいな水の状態を維持することを助けてくれます。

【プライム】は、塩素やクロラミン除去の他に、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩を分解してくれます。Seachemの看板商品なだけあって効果は抜群です。なので、急激にアンモニア値が上昇した時などは緊急対応として、プライムを使用することが推奨されています。

【スタビリティ】は、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩に有効なバクテリアを含んでいます。つまり、少なくなったり弱くなったバクテリアを増強する効果があります。その為、最初に水槽の水を作る際には7日間スタビリティを入れて、バクテリアの環境を整えてから生体を投入します。

新しい水槽の作り方

これらを踏まえて、新しい水槽を作る時の工程を見てみましょう。

①洗浄:水槽、フィルター、ヒーター、装飾品、底砂を洗浄

➁水道水を注入:必要に応じてヒーターで適正温度にする

③プライムとスタビリティの添加
  ・プライム:水道水の塩素、クロラミン除去、アンモニア無毒化
   水40Lに対して5ml(キャップ5ねじ分)

  ・スタビリティ:有益なバクテリアの増殖
   1~7日間、水40Lに対して5ml(キャップ5ねじ分)

④フィルターを稼働させ水を循環して水質の安定化(数日間)

⑤生体の導入:事前にアンモニア、亜硝酸塩が検出されないか確認(検査キットを使用)

⑥維持管理:スタビリティ、プリスティンを適宜追加する。アンモニア急増などの
緊急時にはプライムを使用すること。定期的に水質検査と水交換を行う


最初にプライムを使用するのは、水道水の塩素の除去(これは市販のカルキ抜きと同じ)、その他にクロラミン除去があります。クロラミンは水道水の消毒時にアンモニアと塩素を反応させて作り、殺菌効果が高く、塩素の刺激臭も緩和されます。

ただ、クロラミンはアメリカやカナダなどの水道の殺菌では使用されますが、日本ではほとんど使用されません。ただ、塩素消毒時に副次的に少量のクロラミンが発生することがあります。それは消毒前の水にアンモニアが含まれていると塩素化合物が水中の有機物やアンモニアと反応しクロラミンが発生します。クロラミンが水槽に入るとアンモニアが発生するので危険でカルキ抜きだけでは完全除去はできません

対策として、プライムでクロラミン分解とアンモニア無害化、または活性炭フィルターで吸着除去や逆浸透膜フィルターで除去する方法があります。

まとめ

1️⃣ 水質サイクルの基本

  • フンや食べ残し → アンモニア(毒性強) → 亜硝酸塩(有害) → 硝酸塩(溜まりすぎると悪影響) → 水換えやバクテリアで浄化

2️⃣ Seachem製品の役割

  • プリスティン → 有機廃棄物を分解し、水をキレイに
  • プライム → 塩素・クロラミン除去&アンモニア・亜硝酸塩・硝酸塩を無毒化
  • スタビリティ → バクテリアを補充し、水質浄化をサポート

3️⃣ 水槽立ち上げの流れ

  • 水槽を洗浄 → 水を入れる → プライム・スタビリティ添加 → フィルター稼働 → 水質安定後に生体導入

4️⃣ 危険な水質の目安

  • アンモニア: 0.25 mg/L以上で危険
  • 亜硝酸塩: 1.0 mg/L以上で危険
  • 硝酸塩: 50 mg/L以上で水質悪化

5️⃣ クロラミン対策

  • プライム使用で分解 & 無害化
  • 活性炭フィルターやROフィルターで除去

📌 Seachem製品で水質管理を簡単に!バクテリアを活かし、清潔な環境を保つことがポイントです!