目次 [ close ]
  1. 概要
    1. 特徴
    2. 使い方（簡単ガイド）
    3. よくある質問

概要

「水槽の水換えで魚にストレスを与えてしまうのが心配」
「アンモニアや硝酸塩の管理が難しい」

と感じていませんか？
そんなお悩みを解決するのが、SeachemのPrime®です。塩素の除去や有害物質の解毒など、これ一本で水質管理が驚くほど簡単になります。淡水・海水問わず幅広く対応できるため、初心者からプロまで安心して使用できる信頼のアイテムです。

特徴

1. 塩素・クロラミンの除去

  • 水道水を安全な水槽環境にするために、塩素とクロラミンを効果的に除去します。

2. 有害物質の解毒

  • アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩を無害化。バイオフィルターの働きを助け、水槽内の有害物質を効率的に除去。

3. 重金属の解毒

  • 水道水中の一般的な濃度の重金属も無毒化。

4. 水質に影響しない設計

  • 非酸性でpHに影響を与えない。スキマーを過剰に活性化させないため、サンゴ水槽にも最適。

5. 使用タイミング

  • 水槽の立ち上げ時、水の追加・交換時。
  • 魚の輸送や隔離には StressGuard™ を、新しい魚の追加には Stability® との併用が推奨。

6. 用途

  • 初心者からプロのアクアリストまで、信頼性の高い水質管理製品として支持されています。

使い方（簡単ガイド）

  1. 使用前にボトルをよく振る
  2. UVライトやオゾン装置をオフにする
  3. 基本用量
    • 新しい水 200 L (50ガロン) ごとにキャップ1杯（5 mL）を使用。
  4. 少量の水に対する目安
    • キャップ1ねじ分が約1 mL。
  5. 使用方法
    • 新しい水に追加する場合：先に新しい水に添加してから水槽に入れるのが最も効果的です。
    • 水槽に直接追加する場合：水槽の全容量を基準に適切な量を計算してください。
  6. 特殊なケース
    • クロラミン濃度が高い場合：2倍の量を安全に使用可能。
    • 亜硝酸塩を緊急解毒する場合：通常の最大 5倍 の量を使用。
    • 高温環境（30°C以上）：塩素またはアンモニアレベルが低い場合は、用量を 半分 に減らしてください。
  7. 注意事項
    • 硫黄のような臭いがする場合がありますが、これは正常です！

よくある質問

腐ったような臭いがするので、Prime® が古くなっているのではないかと思います。

A: Prime® には硫黄に似た非常に独特な臭いがありますが、これは全く正常なものです。

Prime® のボトルの底に小さな黒い斑点があることに気づきました。まだ大丈夫ですか?

A: 小さな黒い斑点が時々現れますが、これは正常です。

アンモニアを制御するために Prime® を使用していますが、テスト キットには何も機能していないと表示され、実際にはアンモニアが追加されたように見えます。何が起こっているのでしょうか。

A: Prime® を使用している場合、ネッスラー ベースのキットではアンモニアを正しく読み取れません。スケールから外れた、濁った茶色のような色になります (ちなみに、ネッスラー キットは Prime® に類似した他の製品では機能しません)。サリチル酸ベースのキットは使用できますが、注意が必要です。サリチル酸キットの条件下では、アンモニア-Prime® 複合体は最終的に分解され、アンモニアの誤った読み取り値が表示されます (Prime® などの他の製品の場合も同様)。そのため、サリチル酸キットでは、すぐに読み取りを行うことが重要です。ただし、最善の解決策は、当社の
MultiTest™ アンモニアキットを使用することです。このキットは、Prime® やその他の類似製品の存在に影響されないガス交換センサー システムを使用しています。また、より危険な遊離アンモニアを検出し、総アンモニアと区別できるという利点もあります (総アンモニアは、遊離アンモニアと無毒のイオン化アンモニアの両方です)。

Prime® を使用した後に水道水を検査したところ、アンモニア値が出ました。これはクロラミンによるものでしょうか? クロラミンを除去する仕組みを説明していただけますか?

A: Prime® は、水から塩素を除去し、生物学的濾過によって消費されるまでアンモニアと結合します (クロラミンから塩素を引いたものがアンモニアです)。この結合は可逆的ではなく、バクテリアが消費できるアンモニアが残っています。Prime® は循環プロセスを停止しません。

液体ベースの試薬テスト キット (ネスラー ベース、シリカ) を使用していると仮定します。還元剤やアンモニア結合剤 (脱塩素剤など) の種類によっては、偽陽性の結果が出ます。これを回避するには、MultiTest ™アンモニアキット (還元剤の影響を受けません) を使用するか、テストを待つことができます。Prime® は 24 時間以内にシステムから消散します。

Prime® は硝酸塩の削減にどのような効果をもたらすのでしょうか?

A: Prime® による亜硝酸塩と硝酸塩の解毒 (高濃度で使用した場合) は、メカニズムの観点からはよくわかっていません。最も可能性の高い説明は、亜硝酸塩と硝酸塩がアンモニアの除去と同様の方法で除去されるということです。つまり、生物学的フィルター内のバクテリアがそれを捕らえ、分解して使用できるまで、亜硝酸塩と硝酸塩は不活性状態で結合して保持されます。他の 2 つの考えられるシナリオは、窒素 (N 2 ) ガスへの還元または無害な有機窒素化合物への変換です。

もっと「具体的な」説明があればよかったのですが、最終的な結果は同じで、亜硝酸塩と硝酸塩を実際に解毒します。これは化学的に予想外のことだったので、当初は私たちもこれに気付いていませんでしたが、Prime® を過剰摂取すると亜硝酸塩と硝酸塩のレベルが高いときに経験した高い死亡率を軽減または排除できたというお客様からの報告を多数受けました。これは偶然ではなく、実際に製品の検証可能な機能であることを保証するために、これまでに十分な報告を受けています。

Prime® をどのくらいの頻度で投与できますか?

A: Prime® は 24 ～ 48 時間ごとに投与できます。

Prime® がシステムからアンモニアを除去すると、有益なバクテリアが飢餓状態に陥るのではないでしょうか?

A: Prime® は、システムからアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩を除去するわけではありません。これらの化合物と結合するだけで、住民に無害になり、有益なバクテリアが利用できる状態になります。

Prime® は、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩と結合した状態がどのくらい続きますか?

A: Prime® はこれらの化合物を最大 48 時間結合します。その時間経過後も化合物が残っている場合は、Prime® を適宜再投与しない限り、水に戻されます。また、アンモニアまたは亜硝酸塩のレベルが 24 時間以内に上昇している場合は、Prime® を 24 時間ごとに再投与できます。

推奨量の 5 倍の Prime® の緊急用量はいつ使用すればよいですか?

A: アンモニアまたは亜硝酸塩のレベルが 2 ppm を超える場合は、推奨量の 5 倍まで安全に使用できます。

Prime® には有効期限がありますか?

A: いいえ、Prime® は適切に保管されている限り、無期限に保存できます。

Prime® からニンニクの臭いがします。これは正常ですか?

A: Prime® は、製造時の倉庫内の環境条件により匂いが異なる場合があります。通常は硫黄の匂いがしますが、当社では製品を徹底的にテストした結果、匂いの違いが製品の機能にまったく影響を及ぼさないことが確認されています。使用してもまったく安全です。